先週の休みに『METライブビューイング』なるものに行って来ましたHaryuです。

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET)で上演された最新オペラ公演をスクリーンで上映してくれる『METライブビューイング2015-2016』。全10 作品を1週間限定で上映してます。

私が観たのは４月に上演された第８作プッチーニ《蝶々夫人》です。アメリカ海軍士官を一途に愛した芸者蝶々さんの悲劇。上映時間３時間３０分。入口でタイムスケジュールが書かれた紙を渡され、オープニングの解説と第一幕目が始まります。勿論字幕があるので安心です。本編約150分、幕が降りると特典映像として、出演者のインタビューや舞台セットの映像、また人形遣い師に見事に操られる子供の人形の説明なども流れます。こういうのが組込まれてあると初心者には有難いですね。

休憩は２回。一回目のトイレ休憩ではいつもKAZUにいらして下さっているK様に偶然お会いし、お互いびっくり！おやつまで頂いてしまいました。

日本の襖や障子を表現するのに何枚もの板を使って移動させる演出や、ダンサー演じる黒子達の動きにも凄く魅せられるものがあり、私が想像していた堅い印象のオペラとは全然違ってました。スクリーンでの観賞はカメラワークのおかげで歌手の表情、ヘアメイクや衣装の細部まで良く分かるし、全体が絵画のようなアート感漂う演出にも拍手！

5/21からはエリザベス女王の狂乱！《ロベルト・デヴェリュー》というのが上映されます。予告映像ずるいですよね〜！楽しみが増えました。