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2018.09.04

Kazu美術部より

日本にいながらルーブル美術館へ    先週、終了しました
国立新美術館展            「ルーヴル美術館展 肖像芸術ー人は人をどう表現してきたか」
に滑り込みで行って来ました。

古くは古代エジプト、ギリシャ時代から近代までの作品集でした

20180531144227「青冠」をかぶった王アメンヘテプ3世(在位 前1391-1353)の頭部》

昔、エジプト人は、しばしば王族や貴族を中心に幼少時からの頭部矯正を行う風習があったみたいです。このアメンヘテプ王の頭部も変わっています 見立てによってはエイリアンのようなフリーザ第三変体みたいに大きいですね。

20180222185926

ヴェロネーゼ《女性の肖像》、通称《美しきナーニ》

ルネサンス最盛期のヴェネツィアで大活躍した巨匠・ヴェロネーゼ。       ルーヴル美術館の中でも屈指の名作と言われます
注目したいのは絵の中の女性の不思議な表情。宙のどこかをさまよっているような視線は、鑑賞者がどこに立っても、彼女と目を合わすことができないらしい
色んな感情の入り混じった表情をどう読み解くか面白いところみたいです

また、各時代のヘアスタイルも面白いところです
クリクリのカールヘアーに頭の上に船を乗せたりと時代の象徴になっています
いつの時代もその時の流行があったと思うと面白いです‼️

                  長崎